認知症かも…と思ったら「認知症ケアパス」をもらいましょう

認知症の人は年々増加する傾向にあります。とはいえ、身近な人が「認知症かもしない…」と考えたら、とても不安になりますよね。
「認知症ケアパス」は、認知症になっても、住みなれた地域で暮らしていけるように市町村単位で考えられたケアの流れです。

お住まいの地域で受けられる支援が一目でわかる


「認知症ケアパス」は、「認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れ」を記したものです。
各市区町村で、それぞれの支援体制などをふまえてまとめているため、「自分の住むまちではどういうサポートが受けられるのか」がわかります
認知症の進行度合いと、それに応じた相談窓口、医療機関、支援サービスなどを表にしたものが多く、自分あるいは家族がどういう状況かで、適切な問合せ先がわかり便利です。
認知症についてのパンフレットを作成して高齢者のいる世帯に配布しているところも多いですね。

認知症ケアパスの例:静岡県磐田市の場合


※画像クリックで拡大します。
※画像は磐田市の例です。お住まいの市町村の認知症ケアパスについては、各市町村にお問合せください。

各市町村のホームページ、担当課でもらえます


お住まいの市町村のホームページに、パンフレットのPDFを掲載している自治体がほとんどです。
「(市町村名) 認知症ケアパス」で検索すると見つかります。
現物がほしい場合は役所の担当窓口へ問い合わせてみましょう。
また認知症が心配になったら、1人で悩まずに最寄りの「地域包括支援センター」へ相談してください。