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経済的な理由で進学をあきらめないための「高等教育の修学支援新制度」

現在、大学・短大・専門学校などへの進学率は約8割。
一方で、所得の低い世帯では約4割程度にとどまっています。
経済的な理由で進学・在学に不安を抱えている学生に向けて、給付支援を受けられる制度が2020年から始まりました。
ここでは、その制度の概要や手続きなどについて紹介します。

「高等教育の修学支援新制度」とは

支援の内容が手厚くなりました

従来から奨学金制度はありますが、この新制度でその枠が広げられました。
また、新たに授業料・入学金の免除・減額が受けられるようになりました。

  1. 授業料・入学金の免除または減額
  2. 給付型奨学金の支給

多くの大学・短大・高専・専門学校が対象

この制度の対象となる学校は、大学・短大は98%、高専は100%、専門学校は73%にのぼっています。
自分の通っている、あるいは進学を希望する学校が制度の対象になっているかどうかは、こちらのページで確認できます。

どんな学生が対象になるの?

制度の対象となる学生は、次のとおりです。

  1. 世帯収入や資産の要件を満たしていること
  2. 進学先で学ぶ意欲がある学生であること

収入要件は家族構成などにより異なりますが、目安として下図を参照ください。
なお、進学後しっかり勉強しなかった場合には支援を打ち切られることもあります。

支援額の例
出典:文部科学省「高等教育の修学支援新制度」リーフレット(大学生等向け)

JASSO(日本学生支援機構)のページでは、進学に必要な資金や、奨学金が受けられるかどうかのシミュレーションをすることができます。

主な手順とスケジュール

入学前だけでなく、大学生になってからも申請をすることができます。
ただし、入学金支援は、入学後3か月以内に申請が必要です
参考として2021年度のスケジュールを掲載します。

対象になるかも、と思ったら確認を

この制度は、2020年に27万人ほどの学生が利用し、所得の低い世帯の進学率は、制度導入前の約4割から約5割に上昇したと文部科学省は推定しています。
制度を活用することで経済的な不安なく、目指す進路へ進めたり、学業に打ち込めるといいですね。
「対象になるかもしれない」と思われた方は、まずは日本学生支援機構の「進学資金シミュレータ」などで確認してみてはいかがでしょう。