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保険証をなくしてしまった|再発行の費用や期間は?

保険証を紛失してしまったらどのように対処すれば良いのでしょうか。
ここでは保険証を再発行するための申請方法と必要な期間、費用、さらにトラブルに巻き込まれないために知っておきたいことなどを、くわしくまとめました。

健康保険証の再発行の流れ

健康保険証を再発行する時の申請窓口や流れは、①社会保険に加入しているか、②国民健康保険に加入しているかによって異なります。

①社会保険加入者の再発行手順

社会保険は、会社員や公務員の方が加入している健康保険です。
保険証をなくしてしまった際には、その健康保険組合から再発行を受けます。
とは言っても加入者が直接、組合に申請するわけではありません。
勤務先の担当部署を通して申請することになるのです。

流れとしては、まず勤務先の担当部署(おそらくは労務関係か総務部)に保険証をなくしたことを伝えます。
再交付の申請書が渡されると思いますので、書類に記入した後、担当部署に提出しましょう。
担当部署が健康保険組合に再交付の申請をおこないます。
手続きが終わり次第、勤務先へ保険証が再交付され、加入者が受け取ることになります。
簡潔に言えば、担当部署に紛失したことを伝えれば、後は指示に従うだけで済むでしょう。

〈健康保険証の再発行の流れ(社会保険)〉

 

加入者の扶養家族となっている夫や妻の健康保険証をなくした場合も同様です。
加入者が勤務先に申し出て、再発行の手続きをしてください。

任意継続の場合は直接申請する

退職した人でも、その後2年間にわたって、退職前に加入していた健康保険を任意継続することができます。
継続加入中に保険証を紛失した場合は、勤めていた勤務先に申し出なければならないのでしょうか。
この場合は、加入者が直接健康保険組合に連絡して再発行の手続きをおこないます。
かつての勤務先を経由する必要はありません。

〈健康保険証の再発行の流れ(任意継続被保険者)〉

国民健康保険加入者の再発行手順

社会保険被保険者の扶養に入っていない個人事業主や専業主婦(夫)、学生、無職の場合は国民健康保険の加入者となります。
国民健康保険の運営団体は市区町村ですので、再発行の手続きはお住まいの市区町村役場となります。
本人または代理人が担当窓口に行き、直接申請をおこなってください。

〈健康保険証の再発行の流れ(国民健康保険)〉

国民健康保険被保険者が、保険証を再発行するのに必要な書類は以下の通りです。

  • 再交付申請書(窓口に置いてあります)
  • 免許証などの本人確認書類
  • 保険証の実物(破損・汚損の場合)
  • 委任状(世帯主以外の代理人が申請する場合)

その他、マイナンバーが確認できる書類や、盗難や紛失の場合は警察署から交付される受理番号や紛失・盗難の書類が必要になることもあります。
くわしくは担当窓口に確認するようにしましょう。

また、郵送で再発行を受け付けてくれる市区町村も多いです。
直接窓口に行くことが難しい場合は、郵送受付が可能かどうか問い合わせてみると良いでしょう。

再発行までにかかる期間

社会保険の場合は1~2週間を目安に

再発行の申請をしてから保険証や手に届くまでにかかる期間は、社会保険の場合は1週間から2週間程度です。
勤務先や健康保険組合の手続きのスピードによりますので、申請時に確認しておくと良いでしょう。
いずれにせよ早めの対応が大切です。

再発行までに時間がかかる場合、申請中に病院を受診する必要が生じることもあります。
保険証をなくしてしまった場合でも、病院を受診することができます。

国民健康保険は即日交付も可能

国民健康保険の場合は、申請時の状況によって異なります。
申請者が本人または同一世帯に住む人で、本人確認が取れる場合には、窓口ですぐに再発行してくれることが多いです。
郵送される場合は、3日から1週間程度かかります。

再発行に費用はかかる?

社会保険については加入している健康保険組合によっては手数料が必要な場合もあります。
手数料がかかる場合だと1枚につき1,000円程度というところが多いようです。
正確な金額は所属する健康保険組合に確認した方が良いでしょう。
国民健康保険については手数料は無料です。

トラブルに巻き込まれないように届け出をしましょう

再発行の手続きを除いて、健康保険証の紛失をどこかへ届け出る義務はありません。
しかし、健康保険証は消費者金融などでの本人確認書類として利用できますので、万が一、悪用されてしまった場合は思わぬトラブルにつながることもあります。
そうならないためには各種関係機関に届け出を出しておくことが大切です。
連絡・届け出をするべきなのは以下の2つです。

警察署への届け出

紛失に気付いたら警察に届け出るようにしましょう。
警察に遺失物届(紛失届)を出しておくと、万が一悪用されたとしても、「その期間は健康保険証を紛失していた」という証明になります。
届け出先は交番・警察署のどちらでも問題ありません。

信用情報機関への本人申告

信用情報機関とは、消費者金融や銀行などがカードやローンの審査の際に顧客情報を確認する際に利用する団体です。
この団体に、保険証を紛失した旨を連絡しておけば、万が一誰かが自分の保険証で融資を受けようとしても、保険証紛失中という記録があるので不正申し込みを疑うことができるのです。

なお、日本にある信用情報機関は以下の3つです。
可能であればすべての機関で申告しておきましょう。

 

もちろん、警察と信用情報機関に届出をしても100%安全というわけではありませんが、できる限りの対処をしておくと安心ですね。

紛失の際は慌てずに適切な対応を

健康保険証は日々の生活に欠かせない大切なものですから、なくしたことに気づいて慌ててしまうかもしれません。
落ち着いて、対処できれば、大きなトラブルを減らすことができるでしょう。