老後に必要な生活費とは?内訳を把握して保険料を見直そう!

「老後は悠々と年金生活」と思いながら、働いている方も多くいらっしゃいます。しかし、本当に年金だけで安心して暮らせるのでしょうか?老後は必要になる生活費の内訳が変化していきます。老後に必要な生活費の種類と、老後を安心して過ごすための資金を準備する方法についてご紹介します。

老後に必要な費用の内訳

老後に必要な費用の内訳

老後に不要になる費用

老後には仕事に関する出費がかからなくなります。また、会社勤めをしていた場合、厚生年金や雇用保険、健康保険料などが不要になります。

変わらずに必要になる費用

食費・水道光熱費・通信費は、老後になっても変わらず支払い続けなければなりません。また、住宅ローンを払い終わっていない場合や賃貸の場合は月々の家賃が必要で、ローンを払い終わっても固定資産税やリフォームにかかるお金はかかってきます。

さらに、生命保険料や介護保険料など、万が一に備えるための費用も継続して必要です。

老後に新しく加わる費用

老後になって増える出費としては、国民健康保険料や75歳以降からの後期高齢者医療保険があります。会社勤めの間は給料から自動的に天引きされていた健康保険料ですが、国民健康保険料は自分で支払わなければなりません。意外と高額なため、必要になることを想定して老後資金を考えておく必要があるでしょう。

また、老後は身体の不調が起こりやすい時期でもあり、医療費や介護費がかかるようになります。健康保険や介護保険で自己負担は軽減されますが、積み重なると大きな出費になります。

老後にかかる生活費の実態

老後にかかる生活費の実態

総務省が発表した家計報告調査(2017年)によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)で必要となる1ヶ月の生活費は合計263,717円と言われています。

内訳は食費が約6.4万円、住居費が約1.4万円、水道光熱費が約1.9万円、医療費が約1.5万円、交通・通信費が約2.8万円、教養娯楽費が約2.5万円、その他に家具や衣服などの費用、社会保険料、交際費などが挙げられます。

この支出に対して、年金などの社会保障給付による収入は約191,880円であり、毎月約7万円の赤字になってしまいます。仮に赤字が15年間続くと約1260万円となります。老後に年金暮らしを楽しむには、これだけの自己資産が必要なのです。

老後資金の準備方法

老後資金の準備方法

まず、きちんと公的年金や企業年金を支払うことが大切です。年金は金額の定めなく、一生涯受け取れる貴重な資金ですので、ぜひ活用しましょう。確定拠出年金や個人保険年金などを使って、老後に受け取れる金額を増やしておくのも良い手立てと言えます。

また、定年退職を迎えても元気なうちは再雇用制度を利用して働くことで、赤字分を補填できます。退職金を元手に、投資信託や資産運用を行うのも老後資金を増やす方法の一つではありますが、失敗して資金が減るリスクが伴います。そのため、生活資金が不安定な中で安易に手を出すのはやめておきましょう。

老後の支出を減らすために保険を活用する

老後の支出を減らすために保険を活用する

老後資金を増やすだけではなく、老後にかかる支出を減らす方法もあります。そこで活用したいのが保険です。

老後には「終身型医療保険」への加入がおすすめです。老後は健康な人でも加齢によって身体に不調を感じることが増え、医療費がかさむようになります。治療が必要になってからでは保険に加入することが難しくなったり、高額な保険料が必要になり、かえって負担になることがあります。元気なうちに将来を見越して、終身型医療保険に加入しておくと安心です。

公的医療保険でも高齢になるごとに自己負担額が減っていくほか、万が一高額な費用がかかる治療を受けた際にも高額療養費制度で自己負担額が一定額で抑えられます。そのため、医療保険の保障内容は自己負担すべき金額を補える程度にしておきましょう。

65歳以上の生命保険は見直しを

65歳以上の生命保険は見直しを

生命保険は遺された家族が生きるために必要なものです。しかし、子どもが独立し、配偶者も年金を受け取って生活している場合、それほど大きな金額は必要ありません。働いていた頃の保障内容をそのままにしている場合は一度見直してみましょう。

老後の生活費は、老後になってから考え始めても対処できません。働き盛りの今だからこそ、老後のことも考えた資金準備や保険の見直しを行ってみてください。

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