高齢化社会がすすむ中、老後の生活費・貯金に不安を抱える人も多いです。若い頃は貧困を感じていなくても、老後になって夫婦・シングルで貧困に悩むケースも非常に増えています。
「いくらあれば大丈夫?」「いつから貯金すれば良いの?」とお悩みなら、まずは家計簿をつけてみましょう。意外と簡単にできますよ。
高齢者の多くが不安な「老後貧困」

現代の日本は高齢者の貧困率が高まっています。
2015年のOECD加盟国の調査によると、日本の65歳以上の5人に1人は貧困状態となっており、身近で深刻な問題です。
そもそもなぜ老後貧困になってしまうのでしょう。
それは住宅ローンの返済や教育費の増加など、若いうちから「貯蓄ができない」状態が関係しています。老後も貯金を切り崩してローン返済をおこなう人が多いことに加えて、高齢による病気や介護などの費用が貧困に追い打ちをかけています。
人生設計・マネープランをしっかり立てて、老後の貧困を防ぎたいですよね。まずは収入・支出をきちんと把握するために、家計簿をつけるところから始めましょう。
家計簿はカンタンに、長続きするやり方で

家計簿をつけなれていない人にとって、最初から細かいルールを決めてしまうと続けるのが苦痛になってしまいます。
家計簿への記入も、毎日する必要はありません。レシートをとっておいて一週間に一度記入するとか、レシートを大まかに分類して貼りつけるだけでもいいのです。「おこづかい帳」のような感覚で、だいたいの金額を記録するだけでも無駄な出費を減らす効果がありますよ。
パソコンで表計算ソフト「エクセル」を使うのもおすすめです。データの集計や分析に適したソフトウェアですので、あらかじめ計算式を入力しておけば、数字を入力するだけで自動で計算できます。
エクセルで自分なりの家計簿をつくって「年間で必要な食費はいくらか」「月平均でどのくらい光熱費がかかっているか」など、生活費や貯金を把握している人も多いです。
「パソコンにエクセルは入っているけど使ったことがない」という人はチャレンジしてみるのも楽しいですね。パソコンが苦手でも、無料あるいは低料金のパソコン教室を開催している自治体もありますので問い合わせてみましょう。
家計簿に慣れたら、資産の管理へ

家計簿に慣れてくると、生活費だけでなく「加入している保険」や「持っている資産」「借りているお金」「貸しているお金」などもはっきりさせたくなります。これらを一覧表にしておけば、自分の経済状態が見える化されて、人生設計をしやすくなります。
資産の一覧は、終活時の「エンディングノート」としても役立ちます。エンディングノートは「自分の死後に家族が困ることのないよう、自分に関する必要な情報を残すもの」です。
知人等の連絡先やパソコンのパスワード、葬儀・埋葬の希望なども記入するのが一般的ですが、資産をわかりやすく整理しておくだけでも、いざというときに周囲の人がとても助かるのです。
上手にお金を管理して、安心して老後の生活を楽しみましょう。
老後の貯金について考えるなら【あんしんポケットガイド】
運営会社 |
桜ネットジャパン株式会社 |
住所 |
〒437-0026 静岡県袋井市袋井308-17 |
TEL |
0538-86-5113 |
事業内容 |
●医療・介護・保険の総合情報サイト「あんしんポケットガイド」企画・運営 ●探し物発見ツール「ベルナビ」開発・販売 (いわしん・がんばる起業応援ネットワーク主催第13回ビジネス・コンテスト特別賞受賞) ●その他各種印刷物・ウェブサイトデザイン |
URL |
http://anpoke.com |